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第5回大会「自生する哲学」 個人研究発表/ワークショップ募集開始
第5回大会「自生する哲学」 個人研究発表/ワークショップ募集開始
2024年9月29日(日)に長野県立大学三輪キャンパスにて、日本哲学プラクティス学会第5回大会を開催します(一部プログラムはZoomを活用してオンラインでも参加可能です)。つきましては、個人研究発表/ワークショップを募集します。
応募を希望される方は、以下の募集要項内の応募フォームよりお申し込みください。応募締切は7月21日(日)です。
https://docs.google.com/document/d/1Nq2gnAM2qIIP193gG4dkYAPM_XBhwaGH2GdjkWzYQkw/edit?pli=1
本大会のテーマは「自生する哲学」です。
この四半世紀の間に、市民的活動としての哲学カフェや教育現場での哲学対話(P4C)は、日本各地で草の根的に取り組まれ、地域、あるいは組織ごとに独自の広がりをみせてきました。最初は偶発的に始まった哲学の実践(プラクティス)が、その場所・その環境に次第に定着し、根を張り、花を咲かせ、長い時間をかけて自生するようになりました。さらにはその実践から別の実践が派生し、まるで植物の種が別の大地に芽吹くように、哲学プラクティスは様々な地域や環境に根づくようになりました。
本大会では、哲学プラクティスのこのような展開のあり方を踏まえて、ある特定の「場所」や「現場」の中に哲学が定着していくことの意味を多角的に考えることを試みます。特に本大会の会場のある長野県においては、各地で特色のある哲学の実践が展開されており、現地での様々な活動内容を参照することで、より実態を反映した議論が可能になると考えています。
個人研究発表/ワークショップは、上記の大会テーマにかかわらず、哲学プラクティスに関連する様々な内容や領域から幅広く募集します。その一方で、多くの研究発表や実践報告の中で示されるであろう哲学プラクティスの現場の多様性に触れることを通して、哲学プラクティスが多種多様な「場所」や「環境」の中で営まれ自生していることの意味を、参加者のみなさまと改めてゆっくり・じっくり考えたいと思います。
日本哲学プラクティス学会 大会開催委員会