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第2回大会(2020年9月6日)

2020年9月6日(日)に大阪大学豊中キャンパスで第二回大会を開催する予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により、シンポジウムと総会を主とする内容に縮小したうえで、オンライン開催へと変更となりました。個人研究発表とワークショップの公募は、本年度は行いません。
2021年に、公募による個人研究発表やワークショップを含めた大会を、あらためて大阪大学で開催する予定です。

 

縮小版 第二回大会

日時:2020年9月6日(日)
場所:Zoom(総会、シンポジウム)
参加費:常勤職の方2,500円、非常勤職・学生の方1,500円

* 参加費の支払いを含む申し込みにはPeatixというサービスを利用します。下記URLから行ってください。参加申し込み期限は、9月4日24時です。
https://philopractice20200906.peatix.com/

* シンポジウムのURL、および総会のURL(賛同人のみ)は、大会前日までにメールにてお知らせします。

13:00- 総会(賛同人のみ)会場
13:15-13:45 総会(賛同人のみ)

14:00- シンポジウム会場
14:15-17:15 シンポジウム「哲学プラクティスとコミュニティ創生」

 

シンポジウム「哲学プラクティスとコミュニティ創生」

登壇者
孫 大輔(日野病院組合日野病院、鳥取大学医学部 地域医療学講座)
豊田 光世(新潟大学)
西村 高宏(福井大学)

司会
高橋 綾(大阪大学)

教育現場での対話実践であるこどものための哲学にとっての重要な要素は、教室を「探求のコミュニティ」に変えることであると言われていることからもわかるように、哲学プラクティスの核となる哲学対話には、あるテーマについて話し合う、考えるだけでなく、対話を通じて何かについて共に探求し取り組む仲間、コミュニティを生み出すという要素が含まれています。

地域に根ざした対話や哲学対話を行う実践者の中には、その活動を通じて、地域コミュニティや当事者コミュニティの結びつきを生み出し、地域保健、環境保全、災害からの復興等のさまざまな地域の活動に意欲的に取り組む仲間を生み出すことを視野にいれ対話を行なっている人もいます。

対話や哲学対話が、あるコミュニティの人々のつながりを生み出し、そのコミュニティを活性化させるには、どのような工夫が必要なのでしょうか。また、それぞれの地域コミュニティや、当事者コミュニティの特徴や文化を踏まえて、そのコミュニティに根ざした哲学対話の活動を作っていくにはどのような知恵が必要なのでしょうか。

今回のシンポジウムでは、地域保健・医療の観点から医療者と市民を巻き込んだ対話活動を行なっている孫大輔さん、佐渡島での環境保全活動に向けての話し合いに哲学対話の考え方を導入している豊田光世さん、東日本大震災後の仙台や東北地域で、哲学カフェをはじめとする対話活動に取り組んでこられた西村高宏さんをお招きし、さまざまな領域、地域で、対話や哲学対話を生かしたコミュニティ創生の試みについてお話を伺い、哲学プラクティスや哲学対話をコミュニティ創生につなげる可能性について考えます。

 

日時:2020年9月6日(日)
場所:大阪大学豊中キャンパス

個人研究発表およびワークショップの募集は、2020年6月初旬から開始を予定しています。

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